3月のライオン 前編 後編

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たしか深夜だったと思うけど たまたまつけたテレビでアニメの放送をやっていて  ついつい見てしまったのがこの原作との出会い。

アニメなんだけど、時折セリフやナレーションに含まれる文章が小説を読んでいるように洗練されているし、主人公の桐山零くんが孤独な中にも強い魂を秘めていて、なんだか惹かれてしまいました。

 

映画化されると聞いて、どんな感じになってるんだろうなと気になって見てみることに・・

印象としては、

役者が豪華!違和感なく役にはまっている。(桐山くんを勝手にライバル視している二階堂くんなんか原作どおりで笑えた。) 

将棋の駒をすすめる時のしなやかな手の運び、

顔のアップと顔に浮き出た血管だけで対戦の様子を演じきる役者さんもいて、

なかなか見応えありました。

 

後編は、ストーリーがいろんな方面に急展開して、盛りだくさんなんだけど、

なんとなく、共感できないところ(桐山くんが悪者になってしまったとこなど)も少しあって、終わったあとはちょっとすっきりしない感じでした。

 

でも、これは観る人によるみたいです。

とても共感できて、涙たくさん出たというレビューを書いている方もいて・・

 

 

将棋のことをよく知らなくても楽しめる映画。

将棋のことを知っていたらもっと楽しめる映画、です。