存在のない子供たち

sonzai-movie.jp 存在のない子供たち (2019.8 サロンシネマにて鑑賞) レバノンの町で暮らす男の子 ゼイン 年齢は12歳くらい 彼は自分の誕生日を知らない。 学校にも行かせてもらえず、街中で物を売ったりして生計を支えている。 一緒に暮らすたくさんの…

長いお別れ

長いお別れ (文春文庫) 作者: 中島京子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/03/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 認知症を患った父と、その介護をする妻と娘たちのお話 物語は八つの短編に分かれていてそれぞれ起承転結がありとて…

第8回 絆映画祭にて

周南絆映画祭にて2作品鑑賞しました。 【永い言い訳】 交通事故で妻を亡くした小説家と同じ事故で妻(母)を失くした家族(夫、子供)が交流を深めながらいままで気づかなかった大切なことに気づき、成長していく映画 小説家サチオ(本木雅弘)は妻を失くし…

やっと出会えた尾道プリン

ノスタルジックな海辺の景色が眼下に広がる坂の町、尾道に行って来ました。千光寺から 文学のこみち、猫の細道を通って、結構な坂道でしたが、見渡す景色が懐かしいような心地よさで、心癒されながらのてくてく散歩。 今回の旅の目的は、尾道プリン販売店「…

3月のライオン 前編 後編

3月のライオン 前編 後編 (2017) たしか深夜だったと思うけど たまたまつけたテレビでアニメの放送をやっていて ついつい見てしまったのがこの原作との出会い。 アニメなんだけど、時折セリフやナレーションに含まれる文章が小説を読んでいるように洗練さ…

ラ・ラ・ランド やっと見ました。

ラ・ラ・ランド (2016年) 「セッション」のデイミアン・チャゼル監督最新作であり、アカデミー賞の監督賞と主演女優賞を受賞したとの話題もあって これだけは映画館で見ておきたいと思ってた作品。 春夏秋冬のシーズンで場面を区切りながら 現実と幻想を …

インフルエンザがくれた偶然の必然

不覚にもこの3月期末の忙しい時期に インフルエンザウィルスにやられました。 熱もそんなに上がらず、意外と元気だったので、 インフルエンザと診断されたときは思わず大きな声で 「え~っっ!!」と叫んでしまったほど。 旦那には「絶対にうつすなよ!!」…

花火のような火花

潰さなければならない時間があったこと 三島由紀夫賞の候補に選ばれたというニュースを見たこと たまたま通りがかった本屋の前に陳列されていたということ いろんな偶然が重なって、又吉さんの小説 「火花」を手にした。 さらりと読むような小説ではなく、細…

あなたの物語

水野敬也さん× 鉄拳さんの新作がでていたので 息子のバッグにそっとしのばせておいた。 「夢をかなえるゾウ」シリーズを読んでから、息子は水野敬也さんの作品に興味をしめしているのに母は気づいていたのだ。たしかに水野さんの作品は、わかりやすくて面白…